2008年9月17日水曜日

わからないという方法

はっきり言うが、私は見栄っ張りである。
特に「知性」と「笑い」に関しては見栄っ張りである。

この前、企業にお伺いした求人内容に食い違いがあった。

なぜそんな起こったのか考えてみた。

自分の理解力不足か。もっと本を読めば解決することなのか。
いや違う。原因は、見栄っ張りの性格ではないだろうか。

見栄っ張りである私は、「理解力がある人間」だと思われたい。
人から言われたことをもう一度聞き返すことは、「こいつ理解力がないな」と思われる危険性がある。それはまずい。

だから私は困った時はキラーフレーズを使う。
「なるほどね~」

このフレーズで相手が理解力のある人間だと錯覚させることができる。しかしあくまで錯覚で本当は何もわかってないのである。

大事なことは、「何がわかっていないか」をわかることである。逆に言えば何ならわかっているのかをはっきりさせることである。

わからないと言うことは、知的なことなのである。

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