ZODIACでは、明らかに真犯人としても、逮捕できなかった。
なぜならば、「物的証拠」が出てこないからである。
どれだけ推理が合っていても、証拠がなければ逮捕できない。
探偵モノのマンガで犯人が「どこにも証拠が無いじゃないか」と言い訳するのもその理由。
富山冤罪事件では、明らかにニセ犯人としても、逮捕した。
県警の捜査官が、強姦の容疑で逮捕された男性に、
犯行の見取り図を描くことを要求、
描けなくて困っていると、取調官が手をつかんで描かせたり、
一部を自分で描いたという。
さらに被害者の少女が、「ギザギザのサバイバルナイフ」で襲われたと供述、
県警が家宅捜査して見つけたのは、「つるつるの果物ナイフ」。
そんなのどこにでもあるやん!と言いたくなるが、
県警は、被害者の少女が動転として混乱しているとして、矛盾は起きてないと主張した。
ここに科学的根拠(物的)と、状況的証拠(推理)の乖離が見られる。
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