「ネットカフェ難民」や「マクドナルド難民」なる言葉が流通している。
住む家を持たず、終夜営業のインターネットカフェで寝泊りする人を指す言葉だ。
でも「難民」という言葉は、どこか否定的だ。
きっとキチンと決まった家に帰ることが当たり前と思っている
「家父長制を信仰する人間」が、
「難民」などと付けているのだろう。
「ネットカフェ難民」を論じる人間は、
結局のところ「家族のがあり方が変わっている、注意せよ。」に落ち着く。
「家族」が、社会に居場所の無い人間のセーフティネット?
「家族」のおかげで、日本の福祉にと治安にかけるコストが削減できた?
ふざけるな。
その裏側で、女性がどれだけ無償で家事労働しているのか。
彼女らは、もっと別の生き方は無かったのか。
日本が福祉と治安に金をかけなかったせいで、
「家」の中は、無法地帯となっているのだ。
今までDVが許されてきたのは、父が王様だったからだ。
結論から言えば、彼らは立派な「ネットカフェ住民」である。
決して迷ってなどいない。
むしろみんなが安心して乗っている「タイタニック号」から
脱出を図ろうとしているのだ。
ネットカフェに住んでいる人間が「難民」なら、
誰が「難民ではない」なのだろうか。
マンションに住んでいる人?
ただ月単位で借りているだけではないですか?
月単位が、
日単位でホテル、
そして時間単位でネットカフェに移行したでけではないか。
「マイホーム」が夢?笑わせるなよ。
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