2007年10月8日月曜日

祭りを愛する気持ち

地車を曳く人間にとって、身分とかポジションとか優劣は存在しない。

あるのは、「祭りを愛する気持ち」だ。

その気持ちが、地車を前へと進ませる力になる。

地車は、当たり前ながら一人では動かせない。

だからといって、人数がいたところで動かせない。

動くときは、みんなの気持ちがひとつになったときだ。

そのためには、まず声を合わせる。

辛いときこそ、みんなで声を出す。

「うぉーりゃ!!うぉーりゃ!!」

次第に、自分がみんなと融合していくのがわかる。

それが大きな力になって、はるかに限界を超えていく。

限界などあったのかというほどに。

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