2008年3月6日木曜日

マクラ 「親戚」

 どうも波多野です。

 大人になると、親戚と顔を合わせる機会が、年々少なくなってきます。だから端で見かけても、自分の親戚とは気づかないこともあります。

 この前、映画を見に行きました。そこの売店で、ソフトクリームを注文しました。

 しかしその売店の店員が、どうやら新人らしくてどうも動きがぎこちないのです。ソフトクリームを作ろうとするんですが、なかなかうまくいきません。

 やっと持ってきたときには、もう予告編が始まっている位の時間でして、 「なんやねんこいつ、ちょっと文句言うたろう」とパッと名札を見たら、「波多野」って書いてあるのです。

 よく見たら、私のいとこの「波多野ひろくん」なんですね。

 文句言おうと思っていた私も、波多野が波多野を批判したら、自分が怒られているみたいになりますから、そこは「ありがとう。」といったのであります。

 道徳的に言えば、やはり人を見るときは区別や差別などしてはいけないのではあります。しかし人間、「身内には甘い」のですね。そんなことを感じたのであります。
 

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