2007年5月21日月曜日

ミネラルウォーターの選び方


エビアン、ビッテル、六甲のおいしい水、サントリー天然水。
ご存知のとおり、これはすべてミネラルウォーターの名前である。
そしてこのミネラルウォーターの名前は……「水」である。
無印良品の「水」(税込価格95円)である。
なんかおかしい。
「水」という言葉にはいろいろな水が含まれている。雨水や水道水、工業用排水だってそう、その中にミネラルウォーターが含まれている。
そのミネラルウォーターの中でもさまざまな商品がある。たとえば「エビアン」は、「水」→「ミネラルウォーター」→「エビアン」という風に。
でもこの商品だと「水」→「ミネラルウォーター」→「水」になってしまう。だからおかしい。
でももっとおかしいのは「ミネラルウォーター」も「ただの水」でしかないことに気づかせてくれたことだろう。それにも関わらず、コンビニにはいろんな種類の「ただの水」が置かれている。まるですごい差異があるかのように「ただの水」を売っている。
例えば「サントリーの天然水」は、純水とはかけ離れている。なぜなら「ただの水」に「サントリーの天然」というイメージを添加しているから。
本当に「純水」とは、何のイメージも添加されていないこの無印良品の「水」ではないだろうか。

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