2008年11月18日火曜日

ただできないだけ

できない人だって、自分を正当化したい気持ちがある。
いやできない人だからこそ、自分を保つのに必死なのだ。

でも容赦なく上司に指摘され、つめられる。

まだ元気があるときは、反論して自分を正当化しようとする。
「でもあれは自分が悪いんじゃないんです。」「でも」「でも」
でもそんな言い訳は上司に一蹴される。

その内元気が無くなってくると、逆に今度は無批判に受け入れる。
「はい!すみませんでした!おっしゃるとおりです。」
上司に言われたとおりにすることで(否定されないことで)自分を保とうとする。

しかし言っている意味がわからなくても、「はい!わかりました!」というもんだから、同じ失敗を繰り返す。「わかってないじゃないか!」とまた詰められる。

そのうち「不誠実」「適当」「言い訳がましい」というレッテルを貼られてどん底に落ちる。

できない人でもできなくても自分を保つ気持ちがある。それを否定したら、上記のような行為を繰り返し落ち込んでいくだけ。「できない人」という役割を作り出すのは、その本人ではなく周りの態度なのだ。

大事なことは「できない人」を認めること。できる人は言う。「なんでできないの?」それがわかっていたら初めからやってる。できない人はなんでできないのか自分でもわからないから悩んでいる。一種の病気なのかな、知恵遅れなのかな、本気で悩んでいる。

まずはできないことを理解して、できるようになるまで待つこと。詰めているだけでは自分を正当化することに必死になって、できるようになる努力まで手が回らない。できないことを認められて始めて自分の足で歩き出す。

できない奴は、不誠実でも、適当でも、嘘つきでも、何でもないのだ!

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